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3rd JAPAN MEATING@陸前高田市立小学校「うごく七夕」
 15時になり、校内放送?でお祭りの開始の合図と共に、子供たちが引く山車が、賑やかな太鼓と掛け声とともに校庭に入って来た。




少し照れくさそうに、控えめな表情だった。
それはやはり、子供たちそれぞれに、抱えるものがあるからだろう。
子供達だけでなく、運営するスタッフの皆様も同じ事だと察する。
でもここからが、色々な意味でスタートだと思う。
乗り越えて行かなければいけない事は沢山あるだろうし、僕らはそれをしっかりサポートしなければ。

お祭りの始まりは穏やかな感じだった。
手の空いているスタッフの方や、周りのブースの方たちがまず来てくれた。
天気は快晴。
前のブログの駐車場の写真は校庭の海側なのだが、ここから気持ちの良い海風が吹き込んで暑さを緩和してくれている。
以前はこんな風は感じなかったそうだ。
以前の風景は分からないが、建物が建ち並んでいたのでここまでの風は無かったらしい。
そうこうしているうちに人は増え始め、最初は2台で対応していたが1時間程で4台フル稼働になっていた。
用意したのは牛肉はリブアイステーキと、ポークの肩ロースステーキ。
リブアイステーキは塩コショウで、ポークステーキは提供頂いたさっぱりしたポン酢ダレにおろしニンニクを加えたソース。
そこに焼きトウモロコシとマッシュポテトを付け、見た目もバランスの良いステーキプレートに。
今回は牛100kg、豚200kgを用意した。




やはり、最近の牛肉事情で豚肉の方が最初は人気があった。
牛肉はどこの牛肉ですか?と聞かれる方が多かった。
我々が提供を受けている肉は、全て米国からの輸入牛なので問題無い事を告げると大丈夫なのだが、やはりどこかで心が痛む。
今回の目的は元気になって頂く事が第一なので、これでいいのだが…
この問題は解決の糸口はあるのだろうか…?
だけど今は目の前の事に全力を、と気持ちを切り替え、大きな声で
「ステーキはいかがですか〜!」
と明るく呼び込みをしていると、香ばしい肉の焼けた香りも拍車をかけ、行列が出来ていた。


代金を頂かない募金形式だったのだが、みなさん快く募金をしてくれた。
金額は関係ないし、勿論タダでも提供した。



牛肉も勿論だが、豚肉は特に火をしっかり通さないといけないので蒸らし焼きをしたり、工夫を凝らしていたが、それでも追い付かない。
またまた嬉しい悲鳴をあげながら全員フル稼働しているうちに、気が付くといあたりはうす暗くなり始めていた。



ワタクシの個人的なイメージだが、お祭りは夜が一番雰囲気が出る。
既にこの辺から時間の感覚が無くなってきていたのだが、夜になると一層雰囲気が出て、
人も増えていた。



この光景を見て、心のどこかにあった不安は解消された。
盛り上がって欲しいという気持ちと、盛り上がっていいのか?という気持ちがやはりワタクシ自身にもあり、現地の方のお顔をみないとわからなかったからだ。
誰もその事は口に出さないので分からないが、信念を持って臨んでいても、被災者の方に起こった事を鑑みればやはり迷う。
この状況、皆さんの笑顔や笑い声をに触れれば、迷う事などないのだが、まだまだ自分自身は芯が、信が弱いのだな、と反省する。
妙深寺のみなさんは恐らく揺るぎない信を持って臨まれていたのだろう。
この気づきを今後に生かさねば。

気を取り直し、前夜祭ラストスパート!
盛り上がりは最高潮に。
写真の通り、恐らく近くの町内から続々と威勢の良い掛け声と、太鼓の音と共に賑やかな山車がまばゆい光と共に集まってくる。
凄い!勿論初めて見るこの「うごく七夕」なのだが、太鼓の音が凄く心の底を揺さぶる。
本来なら12の町内全てがこの様な山車を持って町中を練り歩くのだから、スケールも何倍も大きい事が伺える。
はたして今年のお祭りを見て、現地の方々はどのように感じたのだろう?
後日やっていた報道ステーションの特集では、父が毎年太鼓を叩いていた姿に憧れていた少年の話が取り上げられていた。
同じ様な想いを持った人達が沢山いたに違いない。
さみしい想いがあっただろう。涙を流す人もいただろう。
でも、今年のお祭りに残念ながら参加できなかった人達は、喜んでいるに違いない。
心は肉体が無くなっても消滅しない。
そんな想いを繋ぐ為のお祭りなのだから。

よし、その人達の為、いや、人だけでは無い、可愛がっていた犬や猫、一本だけ残ったあの松林、あの桜の木の仲間達、沢山の生き物の為にこれから頑張ろう!
そう思って頂けたら本当に嬉しい、有り難い。
そのお手伝いをさせて頂けた事に感謝したい。
もし今年はそんな気持ちにはなれなかった人がいたとしても、これからもこのお祭りは続く。
その再スタートを切れたのだから。
ジーンとそんな事を考えながら肉を焼き、声を張り上げて笑顔で話す。
不謹慎かも知れないが、幸せな時間だった。

あっという間に6日の予定分が終了。
予定よりも1時間程早かった。
ありがたい。



みなさんお疲れさまでした!
7日は朝10時のスタート、この日の倍の肉を焼く。

続く
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